名古屋から佐賀県への車旅|猫と一緒に古民家キャンプ場でキャンプを楽しむ【NYANKO BASE】

47都道府県制覇を目指して、旅をする夫婦tubuとnobuの旅行ブログです。

2024年7月下旬、九州旅行の旅程の中で佐賀県に1泊してきました。メインの目的は猫と過ごせるプライベートキャンプ場「NYANKO BASE」。朝に別府港に着いて大分を観光し、その日のうちに佐賀へ移動するというなかなかの強行軍でしたが、チェックインした瞬間に猫たちがスリスリしに来てくれて、移動の疲れが一気に吹き飛びました。

久留米から佐賀に向かう途中で大雨に降られ、到着後もしばらく車内待機になったのは想定外。ただ、雨が上がってからの猫との時間は格別で、7月の猛暑が雨のおかげで和らいだのもある意味ラッキーでした。

こちらはにゃんこベースに来てくれたオーナーの猫の1匹。チェックイン直後から荷物に体ごとすり寄ってきて、「あなたの荷物も私のもの」と言わんばかりの堂々っぷりでした。

チェックイン直後からスリスリしに来たお猫様

猫が大好きな人、静かなプライベートキャンプ体験をしたい人、夏の嬉野エリアを探索したい人に向いている旅です。

都道府県ごとに訪れた場所や旅の日程、宿泊地を紹介しています。お互い仕事をしているので、事前にざっくり調べて当日組み合わせる旅行スタイルが多いですが、限られた時間の中でいかに楽しむかを考えた我々の旅の記録です。
是非ご覧ください!

この記事でわかること
  • 猫と泊まれる古民家キャンプ場「NYANKO BASE」の体験レポート
  • 武雄神社・武雄の大楠の見どころと立ち寄り方
  • 大分→福岡→佐賀という移動ルートの実際
  • 7月に佐賀で平地キャンプするリスクと対策(現在は夏季の古民家利用プランあり)
  • 1日1組限定キャンプ場の予約方法と注意点

古民家+猫の組み合わせの他の宿泊施設に泊まった千葉旅行もあわせてどうぞ。

目次

今回の旅の概要

2024年7月下旬、夫と2人で佐賀県(嬉野市・武雄市エリア)に行ってきました。九州旅行4泊7日の旅程のうちの佐賀パートです。朝に別府港に到着して大分県内を観光し、その日のうちに福岡・久留米を経由して佐賀に入りました。大分観光の詳細は別記事で紹介予定です。

移動手段は車のみ。大分→福岡・久留米→佐賀というルートで、高速を使いながら移動しました。

今回の旅の概要
旅行時期2024年7月下旬
日数1泊2日(佐賀パート)
メンバー夫婦2人
移動手段
主な訪問地道の駅くるめ(経由)、NYANKO BASE(にゃんこベース)武雄神社、スターバックス 佐賀武雄店、宿はNYANKO BASE(にゃんこベース)
ざっくり予算約3,000円(2人・キャンプ場料金)+食費別途

宿泊費は2人合わせて3,000円とかなり安かったんですが、食材を近隣のスーパーで調達する形になるので、食費は別計算です。キャンプ場の古民家内に有料のお菓子・飲み物・カップラーメンも置いてあるので、急な買い足しも安心でした。

実際の旅程

1日目は大分・久留米を経由して嬉野エリアへ、2日目は武雄神社・スタバを回って長崎へというルートで移動しました。

1日目(別府→久留米→嬉野)

  1.  フェリーで別府港に到着 → 大分県内を観光
  2. 15時頃 道の駅くるめ(福岡県久留米市)に立ち寄り・クラフトビール購入
  3. 移動中 久留米から佐賀方面への移動中に大雨
  4. 18時前頃 古民家キャンプ場 NYANKO BASE(にゃんこベース)にチェックイン・猫との時間スタート
  5. その後 嬉野市内のスーパーで夕食・翌朝の食材を買い出し

キャンプ場に着いた頃も大雨が続いていて、車内でしばらく待機。雨が上がったタイミングで18時前頃にチェックイン。その後、オーナー夫妻にお出迎えいただき、猫たちとの時間がスタートしました。

にゃんこベース到着時、雨宿り中の車内から見たNYANKO BASE

2日目(嬉野→武雄→長崎)

  1.  チェックアウト前に二人で芝生に寝転んで青空と虹を眺める
  2. 午前 武雄神社(武雄の大楠・御朱印)
  3. 続けて スターバックス コーヒー 佐賀武雄店(スタンプ回収)
  4. その後 長崎方面へ移動

2日目は快晴。午前中に武雄神社を参拝し、スタバでスタンプを回収してから長崎へと向かいました。

旅のハイライトと正直な感想

NYANKO BASE(にゃんこベース)|チェックインした瞬間から猫に出迎えられた

にゃんこベースの入口とウェルカムボード

NYANKO BASEは、佐賀県嬉野市にある1日1組限定のプライベートキャンプ場。芝生のテントサイトの隣に古民家(炊事場・お風呂・シャワー)があり、さらにその隣にオーナー夫妻のお家があるという構成です。オーナーの猫たちと一緒に過ごせるのが最大の魅力。楽天キャンプトラベルのページによると、現在は5匹の「ニャンコスタッフ」が敷地内を「ニャルソック」しているそうです。

「猫に会えるキャンプ場」と聞いて予約したんですが、想像のはるか上をいく体験でした。雨が上がってチェックインするなり、白と茶色の猫3匹が次々と来てくれて、テントの椅子にも荷物にも体ごとスリスリ。「自分たちの縄張りに新しいものが来た」という本能なんでしょうけど、全力でマーキングされているのを見ながら夫と二人で笑っていました。

tubu

椅子にも匂いつけしてる(笑)

nobu

私物化されてるね。お猫様に認められた証だ。

椅子にスリスリしに来た猫。全力でマーキング中

オーナーの奥さんがとても優しい方で、到着時と翌朝にレモネードをいただきました。勉強不足で7月の猛暑の時期に予約してしまった私達をとても気遣ってくださり、温かく出迎えてくれたことに感謝しかなかったです。

綺麗に手入れされたにゃんこベースの芝生サイト全景

敷地の芝生が本当に綺麗に手入れされていて、オーナーのこだわりが感じられました。夜は猫たちが敷地をパトロールする姿が見られ、日中のあの甘えん坊な姿とのギャップが可愛い。昼間は「撫でて撫でて」なのに、夜は「私は今、仕事中だ」みたいな顔で巡回しているんです。

翌朝は快晴になって虹まで見えて、「昨日の大雨が嘘みたいだな」と思える朝でした。チェックアウト前に二人で芝生に寝転んで空を眺めた時間が、この旅で一番好きな場面です。

オーナーの奥さんが翌朝、室内で育てていた子猫を外に初めて連れ出してくれたのもうれしかったです。初めての外にプチパニックになっている様子が愛おしくて、思わずじっと見てしまいました。

芝生に寝転んで見た空にかかる虹

正直な話をすると、焚き火は今回できませんでした。到着前の大雨で予定が大幅に押してしまい、時間的に余裕がなくなったためです。購入用の薪と無料の薪もキャンプ場に完備されており、焚火ができる環境が揃っていただけに残念でしたが、雨が降ったおかげで7月の猛暑が和らいで、テント泊は思ったより快適に過ごせました。オーナーには「ここらへんは暑いから、大丈夫かなと思ってました…」と心配されるほどのシーズンだったので、雨が降らず気温が高いままだったらテント泊はできなかったかもと思います。

ちなみに現在は夏場の暑さ対策として、7月〜8月は「芝生サイト・古民家貸切コース」のみの予約受付になっています。古民家にはエアコンが設置されていて(利用は1泊500円)、アマプラ・ネトフリ・ディズニープラスも見放題だそうです。私達が行った頃はテントサイトのみの予約だったので、今はもっと快適に過ごせそうですね。夏に行く場合でもエアコンの効いた古民家に避難できるのは大きな安心材料だと思います。

これから泊まる人へのちょい足しメモ

  • 古民家内にシャワーと湯船があり、テントサイトと同じ敷地内で入浴できます(24時間・無料)
  • テント・タープ・焚き火台等の貸し出しあり(軽装備でも来られます)
  • 古民家内に有料のお菓子・飲み物・カップラーメンの販売あり
  • キャンプ場近くにファミリーマートがあり、急な買い足しに使えます
  • 芝生保護のため焚き火は専用の保護台と不燃シートの利用が必須
  • 駐車場は2台まで無料で駐車可能
  • 無料Wi-Fiあり
NYANKO BASE(にゃんこベース)

※ 1日1組限定。7〜8月は「芝生サイト・古民家貸切コース」のみ予約可(ソロ・デュオプランは受付停止)。予約は楽天キャンプトラベルから。最新料金・プランは予約サイトでご確認ください。

武雄神社・武雄の大楠|街中にこの巨木が立っていることへの驚き

武雄神社の境内に立つ推定樹齢3000年の大楠。その圧倒的なスケール

武雄神社は武雄市街地にある神社で、境内の奥に推定樹齢3000年の大楠があります。写真で見ていたので「大きい木があるんだな」くらいの気持ちで行ったんですが、実物はスケールが違いました。

大楠に近づく参道。近づくほどに圧倒されるスケール感

近くまで歩いて行くと、幹に大きな空洞が開いているのが見えます。3000年前というと縄文時代後期。この木がずっとここに立って人の歴史を見てきたのかと思うと、畏れに近い感情を抱きました。遠くからでもその大きさがよくわかるんですが、近づくほどに圧倒されます。

tubu

この穴、すごいね…。

nobu

3000年分の歴史が詰まってるんだよ。このサイズで今も生きてるのがすごい。

境内にはカラフルな和傘の飾り付けがしてあって、神社らしい雰囲気の中におしゃれさもあって、写真を撮りたくなる場所でした。夫婦の絆を結ぶとされる「夫婦檜(ヒノキ)」もあり、紐で二本が結ばれているスタイルは島根で見た神木とはまた違う趣でした。

武雄神社境内のカラフルな和傘の飾り付け

7月の平日に行ったこともあってか、境内は空いていて御朱印もすぐにいただけました。社務所が室内・冷房完備なのが夏は本当にありがたくて、少し長めに涼ませてもらいました。御朱印は見開きタイプで、金色の大楠の印に金粉があしらわれたデザインがとても美しかったです。

武雄神社の御朱印(見開き)。金色の大楠の印に金粉があしらわれた美しいデザイン
武雄神社

tubuのスターバックススタンプ記録

武雄神社の参拝後、長崎へ移動する前にスタンプ回収のためスターバックス コーヒー 佐賀武雄店に立ち寄りました。

路面店でドライブスルーも併設しているタイプ。今回はスタンプ回収のみの短時間立ち寄りだったこともあり、特別な地域感は薄めでした。武雄市内には蔦屋書店の武雄市図書館の中にスタバが入っているという珍しい店舗もあるので、次に来ることがあれば、そちらにもスタバにも寄ってみたいです。

スターバックス コーヒー 佐賀武雄店

今回の旅でいただいた御朱印

武雄神社(佐賀県武雄市)で御朱印をいただきました。見開きタイプで、金色の大楠の印と金粉があしらわれたデザインです。社務所が冷房完備なので、夏の暑い時期でもゆっくりいただけます。混雑していなかったので、待ち時間もほとんどありませんでした。

名古屋発・車旅としてのリアル

今回の佐賀は九州旅行の途中のため、名古屋からの直行ではありません。朝にフェリーで別府港に入り、大分県内を観光してから、その日のうちに福岡・久留米を経由して佐賀に向かうルートでした。

大分から久留米までは天気も問題なかったんですが、久留米から佐賀に向かう途中で大雨に降られました。キャンプ場に到着した頃もまだ降っていて、車内でしばらく待機する時間が発生。雨が上がってからチェックインしたので、結果的に到着が18時前頃になりました。大分→福岡→佐賀と長距離のうえに大雨の区間もあったので、運転の疲労はそれなりにありました。

道中の休憩は道の駅くるめ(福岡県久留米市)に立ち寄りました。佐賀へ急いでいたこともあってあまりゆっくりはできなかったんですが、福岡のご当地クラフトビールの八女ブルワリー(ピルスナー、ぶどうIPA)を購入して車に戻りました。

道の駅くるめ

食材の買い出しはにゃんこベース近くのスーパーで済ませましたが、当時使っていたエレナ塩田店は現在閉店しているため、今行く場合はトライアルなど近隣の別店舗を確認しておくといいと思います。

現地では、にゃんこベースは2台まで無料で駐車可能、武雄神社も無料駐車場が完備されていたので、駐車場に困ることはまったくありませんでした。キャンプ道具の積み下ろしや買い出しの自由度を考えると、このエリアは車で来るのが断然おすすめです。にゃんこベースへは公共交通(肥前鹿島駅からバス+徒歩)でも到達できますが、キャンプ装備を持ち込んで快適に動こうとしたら車一択かなというのが正直なところです。

夫婦旅として感じたこと

初めての佐賀で、猫と芝生と古民家という、自分たちらしいキャンプ体験ができた旅でした。

にゃんこベースが1日1組限定のキャンプ場だったのが、夫婦旅にはちょうどよかったです。他のキャンプ客がいないから、猫の行動を二人でずっと観察していられるし、「あの子はさっきこっちに来てたよ」「パトロール戻ってきた!」という会話がずっと続く。猫がいる空間を独占できる感じが、なんとも贅沢でした。

tubu

夜のパトロール、昼間と全然顔が違うよね。

nobu

仕事中の顔だからね。勤務態度は実に立派だよ。

翌朝に二人で芝生に寝転んで虹を眺めた場面が、旅全体を通しても一番印象に残っています。昨日の大雨が嘘みたいな快晴で、本当にうれしかった。何かをするわけじゃなく、ただ空を見上げているだけの時間なんですが、それが一番心に残るってこともあるんだなと思いました。

気をつけたほうがいいのは、猫たちにも自分たちのリズムがあるということ。チェックイン直後は全力でスリスリしに来てくれましたが、夜は夜の仕事(パトロール)があります。「なんでいなくなったんだろう」とならないよう、猫の生活を邪魔しない程度に楽しむスタンスで行くとちょうどいいです。

気軽旅向きかというと、九州旅行全体はけっこうハードスケジュールだったんですが、佐賀パートだけで切り出せば1泊2日でのんびり楽しめる内容だと思います。温泉地・嬉野市を拠点にして、猫と過ごすゆったりした旅というのは、特に夫婦やカップルにはおすすめの組み合わせです。

これから行く人へのアドバイス

    おすすめの日数・時期

    おすすめの時期は秋~春です。7月の嬉野市は平地なのでキャンプには厳しい暑さで、オーナーにも「この時期に予約が入るとは…」と驚かれるくらいでした。私達が行った時は到着前の大雨で気温が下がったおかげで快適に過ごせましたが、晴天の猛暑だったら相当きつかったと思います。

    ただし現在は夏場の対策がされています。7月〜8月はエアコン付きの古民家もセットになった「芝生サイト・古民家貸切コース」のみの予約受付になっていて、テントサイトのみのソロ・デュオプランは夏場は受け付けていません。古民家のエアコンは1泊500円で利用でき、アマプラ・ネトフリ・ディズニープラスも見放題とのこと。夏に行く場合はハンディファン(小型扇風機)も持参しておくと、屋外での猫との時間がさらに快適になると思います。

    私達は5日で九州を一周するスケジュールを組んでいたので、佐賀の滞在時間は短かったですが、嬉野市だけでも嬉野温泉など他の見どころもあるので、ゆっくり観光したい方は2泊3日もオススメです。

    • にゃんこベースは事前予約が必須。1日1組限定なので、日程が決まったら早めに楽天キャンプトラベルから予約を。
    • 早めに到着できるスケジュールにするのがおすすめ。猫と過ごせる昼間の時間が長いほど楽しめます。夕方以降は猫たちがパトロールモードに切り替わり始めるので、日中の甘えん坊タイムを最大限確保するためにも余裕を持ったスケジュールで。
    • 食材はキャンプ場に向かう途中で調達するのが効率的。当時利用したエレナ塩田店は現在閉店していますが、近隣にトライアルが2店舗あります。古民家内でもお菓子・飲み物・カップラーメンが有料で購入できます。

    どんな人に向いている旅先か

    • 猫好き
    • 夫婦・カップル
    • 静かなプライベートキャンプをしたい人
    • 写真映えする神社が好きな人

    持って行ってよかった/持っていけばよかったもの

    • 持って行ってよかったハンディーファン、タオル(備え付けのシャワー後に使用)

まとめ

佐賀の旅を一言で言うなら、「猫×芝生キャンプ」です。

にゃんこベースに着いた瞬間から猫に全力でスリスリされて、夜は猫のパトロールを観察して、翌朝は快晴の芝生に寝転んで虹を見る。そういう旅でした。佐賀だけで見ると観光スポットを何か所も回る旅ではないけれど、1日1組のプライベート感と猫との時間が、二人にとってはそれ以上の体験になりました。

一番印象に残っているのは、チェックイン直後にオーナーの猫たちが続けざまにスリスリしに来てくれた瞬間。「ここに来てよかった」と素直に思えた場面でした。

また行くなら季節を変えて春か秋に来たいです。そのときは焚き火もちゃんとやりたい。今回以上に芝生と猫を堪能しながら焚き火、というのが次の目標です。

目次