名古屋から鳥取県への車旅|車中泊で挑む早朝の鳥取砂丘& 因幡の白兎の神社【RVパーク TOTTORI】

47都道府県制覇を目指して、旅をする夫婦tubuとnobuの旅行ブログです。

先日、夫と鳥取県に行ってきました。
島根旅行の後半として、初めての車中泊(RVパーク鳥取)にチャレンジし、翌朝4時起きで鳥取砂丘の風紋を見に行く、というちょっと攻めた1泊2日です。
今回の主役は、誰の足跡もない早朝の鳥取砂丘の風紋
馬の背の海側に出たときに広がっていた、風が砂を削ってつくる縞模様は、これを見るためだけにわざわざ早起きする価値があると断言できます。

都道府県ごとに訪れた場所や旅の日程、宿泊地を紹介しています。
お互い仕事をしているので、事前にざっくり調べて当日組み合わせる旅行スタイルが多いですが、限られた時間の中でいかに楽しむかを考えた我々の旅の記録です。
是非ご覧ください!

早朝の鳥取砂丘
この記事でわかること
  • 島根から鳥取への陸路移動と白兎神社の立ち寄り方
  • 初めての車中泊(RVパーク鳥取)のリアルな寝心地と設備
  • 早朝の鳥取砂丘で風紋を見るためのタイムテーブル
  • 鳥取ぽかぽか温泉とすなば珈琲で時間調整するコツ
  • 帰路に立ち寄った兵庫・丹波篠山「玉の助」の卵かけご飯
  • 御朱印・スターバックスの記録
目次

今回の旅の概要

2024年5月中旬、夫と1泊2日で鳥取県を旅してきました。
前半に島根県を1泊2日で巡った続きで、トータルでは2泊3日の旅程です。
島根旅行については、名古屋から島根への車旅 目の前に広がる宍道湖 出雲大社からヤギまで幅広旅【松山しんじ湖温泉 ホテル一畑】をご覧ください。

今回の旅の概要
旅行先島根県・出雲~松江エリア
旅行時期2024年5月中旬
日数1泊2日(鳥取滞在分。全体は2泊3日で、前半は島根)
移動手段自家用車(鳥取→名古屋は高速で約5時間/宿泊はRVパークでの車中泊)
主な訪問地白兎神社道の駅 神話の里 白うさぎ、RVパーク鳥取、鳥取砂丘、鳥取ぽかぽか温泉道の駅 清流茶屋 かわはらすなば珈琲玉の助(兵庫・丹波篠山)
宿泊費RVパーク鳥取(要予約。利用料の正確な金額は記録が曖昧なため、ご利用前に公式サイトでご確認ください)
駐車場鳥取砂丘パークサービスセンター前 24時間駐車場 500円

宿がRVパークでの車中泊だったので、宿泊コストはかなり抑えられた旅でした。
代わりにイオンでBBQ食材と地ビールを買い込んだので、夕食はやや贅沢に。
翌日のマクドナルド朝食、温泉、すなば珈琲、玉の助の卵かけご飯と、食事は全体的に手頃な価格でまとまっています。

実際の旅程

1日目(島根→鳥取入り)

  1. 13時頃 島根の観光牧場やぎのいえを出発、鳥取方面へ
  2. 午後 白兎神社で参拝・御朱印・砂像鑑賞(約10分)
  3. 続けて 道の駅 神話の里 白うさぎで休憩、白バラコーヒーを購入
  4. 17時頃 RVパーク鳥取にチェックイン
  5. 夕方 徒歩圏のイオンでBBQ食材(地ビール・鳥取ブラックラーメン含む)を買い出し
  6.  RVパークでBBQ、車中泊

2日目(早朝の砂丘→帰路)

  1. 4時 RVパーク発
  2. 4時半 鳥取砂丘着。馬の背まで徒歩約10分、風紋観察(〜6時頃)
  3. 朝食 マクドナルドで朝食。鳥取ぽかぽか温泉の8時開店を待つ
  4. 8時〜 鳥取ぽかぽか温泉で入浴
  5. 午前中 道の駅 清流茶屋 かわはらに併設のすなば珈琲で休憩
  6. 昼過ぎ 兵庫・丹波篠山の玉の助で卵かけご飯(行列込みで1時間以上)
  7. 18時頃 名古屋に帰宅

旅のハイライトと正直な感想

早朝の鳥取砂丘|風紋のためだけに4時起きする価値

馬の背から見下ろした、足跡のない風紋

この旅の最大の目的が、早朝の鳥取砂丘で風紋を見ることでした。
風紋は、夜のうちに風が砂を削ってできる縞模様の自然現象。
日中になって人が歩き始めると足跡で崩れてしまうので、見るなら絶対に早朝です。

tubu

4時起きはさすがにきつくない?

nobu

でも、これ見るために来てるからね。

tubu

…自信ないけど頑張ります。

RVパークを4時に出発して、4時半に鳥取砂丘パークサービスセンター前の24時間駐車場に到着。
料金は500円で、早朝でも問題なく停められました。

駐車場から階段を上って砂丘に入り、海側の最高地点「馬の背」まで徒歩約10分。
傾斜のある砂を登るので、思っているより体力を使います。

馬の背の頂上に着いて海側を見下ろすと、誰の足跡もついていない美しい風紋を見ることができました。
これは本当に感動しました。
砂が描く規則的な縞模様で、写真で見るより実物のほうがずっと立体的で精緻です。

ただし、想定外だったのがカメムシの大量発生
海の方向から大量に飛んできて、砂に突き刺さるように落ちてきます。
人にも普通に当たります。

tubu

え、なんかいっぱい飛んでくるんだけど。

nobu

カメムシだ……ものすごい量。

tubu

(顔を覆いながら)これも早朝あるあるなのかな……。

日の出は時間的には来ていたはずなのに、雲に阻まれてはっきりとは見えませんでした。
じんわり明るくなる程度で、写真映えする太陽は拝めず。
これは天気ガチャなので仕方ないですが、風紋がしっかり見られたので満足度はちゃんと高い朝でした。

鳥取砂丘

白兎神社・道の駅 神話の里 白うさぎ|セットで立ち寄りやすい

白兎神社の参道にある白うさぎの砂像

島根から鳥取に入って最初に寄ったのが、白うさぎ伝説で知られる白兎神社と、隣接する道の駅 神話の里 白うさぎ。

参道沿いには白うさぎの神話をモチーフにした石像が並んでいて、階段を上った先には本格的な砂像もあります。
境内にも池や、うさぎモチーフの装飾が随所にあって、歩いているだけで楽しい。
海が見える景観も気持ち良いです。
御朱印は混雑なく、場所もわかりやすくスムーズに頂戴できました。

tubu

神話の砂像、思った以上にちゃんと作り込まれてるね。

nobu

これ目当てで来る人もいるかも。

tubu

御朱印もすぐもらえたし、立ち寄りスポットとして優秀。

白兎神社

5月中旬とはいえ日中は結構暑かったので、参拝後に道の駅で涼めたのが本当にありがたかったです。
地ビールや白バラコーヒーなど鳥取らしい商品が一通り揃っていて、座って休めるスペースもあります。
道の駅にはツバメの巣があって、頑張って飛び回っている親鳥が可愛かったです。

道の駅 神話の里 白うさぎ

RVパーク鳥取|初めての車中泊、設備の充実度に驚く

RVパーク鳥取の駐車スペース。アスファルト舗装で平ら

今回の宿泊は、初めて挑戦したRVパーク鳥取。
アスファルト舗装の駐車スペースに自由に停めて宿泊できる施設で、車中泊文化に馴染みのなかった私達にとっては全部が新鮮でした。

設備は想像していたよりずっと充実していました。
トイレは清潔、管理小屋には調理器具や電気ケトルもあって、ゴミも捨てられる。
周囲は田んぼで静かな環境です。
徒歩圏内に大きなイオンがあって、食材の買い出しは大安心(なんならそこで食事を済ませられる)という立地の良さもポイントでした。

tubu

思ってたより全然ちゃんとしてる。トイレきれい。

nobu

電気ケトルまで貸してくれるんだ。これなら初心者でも余裕。

tubu

イオン徒歩圏なのも助かるね。

夕食はイオンで買い込んだBBQ食材を焼いて、鳥取の地ビールの大山Gビール、鳥取ブラックラーメンと贅沢に。
裏の駐車場ではバーベキューをしている別グループの気配もありましたが、騒がしいというほどではありませんでした。

ただ、寝心地に関してはかなり苦戦しました。
私達の車(Jeep Renegade)は車中泊向きにフラットになる設計ではなく、後部座席を倒してもキャンプ用マットを敷いてもなお微妙な傾斜と狭さが残ります。

tubu

だいぶ窮屈だね。nobu足伸ばせてる?

nobu

足曲げないと横になれない…後部座席フラットにならないからな……

tubu

明日4時起きだから早く寝たいのに、なかなか寝付けないね…

5月の車中泊は気温も結構暑くて、百均で買った網戸を窓にかぶせて少しだけ開けて凌ぎました。
眠りはかなり浅かったです。

施設としては車中泊デビューに最適でした。
ただ、寝心地は車種に大きく依存することがよく分かったので、次回までに装備を見直したいと思います。

RVパーク TOTTORI

鳥取ぽかぽか温泉|地元の朝湯感が最高

砂丘で風紋を見て、マクドナルドで朝食を取って時間を調整。
8時の開店と同時に向かったのが、鳥取ぽかぽか温泉です。

開店直後だったのに、すでに地元のおじさんおばさんで賑わっていました。
「地元のスーパー銭湯」の空気感で、観光客向け感は薄めですが、利用はしやすかったです。
車中泊で寝不足の体に、朝の温泉が染みました。

すなば珈琲|「鳥取にスタバはないけど、すなばはある」

ラクダの絵が描かれたすなば珈琲のカップ

鳥取砂丘前にも店舗があると聞いていたんですが、私達が早朝に砂丘に行ったタイミングではまだ営業していませんでした。
代わりに帰り道、道の駅 清流茶屋 かわはらに併設のすなば珈琲に立ち寄り。

ラクダの絵が描かれたカップで提供されるコーヒーは、ご当地感たっぷり。
混雑もなく、落ち着いて飲める雰囲気でした。

tubu

鳥取にスタバがなかった時代に「鳥取にスタバはないけど、すなばはある」って自虐ネタがあったの懐かしい。

nobu

ソーサ―にラクダが描いてあるね。あ、カップの底にも。

tubu

自虐ネタのイメージが先行してたけど、可愛いカップの印象で上書きされたわ。

道の駅自体も道路沿いで立ち寄りやすく、休憩スポットとして使い勝手の良い場所でした。
こちらでもツバメの親子と、水槽の魚介類(ヒラメ?、伊勢海老?)を見ることができました。

道の駅 清流茶屋 かわはら(すなば珈琲)

玉の助|帰路で行列に並んででも食べたい卵かけご飯

玉の助の卵かけご飯。卵は1人5個まで使い放題

帰路の兵庫県・丹波篠山市で立ち寄ったのが、卵かけご飯で有名な玉の助。
雨の中だったにもかかわらず、かなりの行列ができていました。

平飼いされた鶏の卵を1人5個まで使い放題で卵かけご飯を楽しめるお店で、黄身だけを使うこともできます。(黄身だけの場合は3個まで)
普段は卵1個で済ませる卵かけご飯を、2個・3個と贅沢に使えるのが特別感ありました。
醤油も数種類から選べて、唐揚げなどのサイドメニューも美味しい。

tubu

1人5個でも贅沢なのに、黄身だけ使う選択肢もあるだと…?

nobu

贅沢すぎる卵かけご飯。

tubu

平飼い卵自体が希少だし、これは並ぶ価値あるね……。

ただ、お店は山の中にあって場所がやや分かりにくいです。
ナビを信じて進んでいくと「本当にこの先にお店があるのか?」と不安になる道なので、事前に住所と地図を確認しておくと安心です。

たまごかけごはんの店 玉の助

名古屋発・車旅としてのリアル

行きは島根経由で鳥取入りしたので、行きの所要時間は島根編を参照してください。
帰りは鳥取から名古屋まで高速で約5時間でした。

nobu

鳥取から名古屋、5時間で着くんだね。意外と近い。

tubu

山陰側から関西通って帰るルートだね。

nobu

玉の助で寄り道できるルートで助かった。

現地での移動は車があったほうが圧倒的に便利でした。
早朝4時に砂丘に向かう、RVパークから徒歩でイオンに行く、寄り道で温泉と道の駅を回る、というフレキシブルな動き方は、車中泊スタイルだからこそできるものです。

駐車場事情では、鳥取砂丘パークサービスセンター前の24時間駐車場(500円)が早朝アクセスで重宝しました。
白兎神社や道の駅は無料で困りません。
RVパーク自体が宿泊兼駐車場なので、宿側の駐車場心配がないのも気楽です。

tubu

砂丘の砂、ものすごい入るね。

nobu

靴も車内も砂だらけだ……。

注意点としては、砂丘の砂が靴・服・車内にものすごく入ること。
砂対策のゲイターや替え靴下、車内に新聞紙を敷くなどの工夫があると、後始末が楽になります。

公共交通でも鳥取駅周辺なら回れますが、早朝の砂丘・RVパーク・帰り道の玉の助という今回のルートは、車前提で組んだ行程です。
砂丘の早朝アクセスを公共交通でやろうとすると、まず無理があります。

夫婦旅として感じたこと

初めての鳥取は、神社と砂丘とご当地グルメだけ取れば普通の観光地ですが、車中泊と早朝アクセスを組み合わせたことで、ちょっと冒険系の夫婦旅になりました。

夫婦で行って良かったのは、4時起きで砂丘へ向かう非日常感を共有できたこと。
他に人がいるかもわからない夜明け前の砂丘にたった一人で行く勇気はなかなかないので、夫婦一緒でよかったです。
馬の背まで登り、未踏跡の風紋を見つけたときの達成感と感動が一番記憶に残っています。

tubu

4時起き、夫婦じゃなかったら無理だったかも。

nobu

カメムシも、一人で食らってたらメンタル削れてたな。

tubu

ネタとして共有できると、嫌な体験も思い出になるね。

カメムシ大量発生のような想定外も、二人だと笑い話になるのが良いところ。
RVパークの寝心地問題も、「次は車を変えるか装備を強化するか」という今後の旅の改善ポイントとして共有できました。

気軽旅というより「アウトドア寄りの気軽旅」という感覚です。
記念日向きではないですが、二人で何かに挑戦したい時期にちょうど良い旅程でした。

これから行く人へのアドバイス

おすすめは1泊2日
鳥取の主要スポットは1泊2日で十分回れます。
島根とセットで2泊3日にすると、移動効率が良いです。

時期は真夏・真冬以外
私達が行った5月中旬は日中暑さがあり、早朝の砂丘ではカメムシが大量発生しました。
虫が苦手な方は、もう少し涼しい春先や秋がおすすめかもしれません。

風紋目当てなら砂丘は早朝必須
日中になると人が歩いて足跡で崩れてしまうので、4時〜5時台に着くつもりで動くと確実です。
日の出は天気ガチャなので、過度な期待はしないほうが良いです。

1日の流れは「砂丘→マック朝食→ぽかぽか温泉8時開店」がスムーズ
砂丘で歩き疲れた後、温泉開店までの待ち時間を朝マックで埋めると無駄がありません。
近場で早朝開店のお店はマクドナルド以外は見つけられませんでした。

事前予約が必要なのはRVパーク鳥取のみ
それ以外は基本的に飛び込みで大丈夫です。
玉の助は予約不可で行列必至なので、時間に余裕を持って向かってください。

持ち物は、砂対策のスニーカー・ゲイター・替え靴下が必須。
同時期に車中泊するなら、フラット化ボードや厚手マット、季節によっては窓用網戸・小型扇風機があると睡眠の質が変わります。
砂が車内に入るので、シートを保護する敷物もあると安心。

向いている人は、車中泊やアウトドアに挑戦してみたい人、早起きしてでも自然現象を見たい人、ご当地のものを楽しみたい人。
逆に、ホテル泊で快適さを優先したい人にはRVパーク泊は厳しいので、その場合は鳥取市内のビジネスホテルからの早朝アクセスが現実的です。

キャンプ・アウトドア好き目線で感じたこと

RVパーク鳥取は、車中泊デビューにかなりおすすめできる施設でした。
トイレ・調理器具・電気ケトル・ゴミ処理と、最低限以上の設備が整っていて、車さえあれば成立する手軽さがあります。

田んぼに囲まれた静かな環境ながら、徒歩圏にイオンがあって買い出しも楽。
「いきなりキャンプはハードルが高いけど、車中泊からなら始められそう」という人に、ちょうど良いステップだと思います。

当初は徒歩で砂丘にアクセスできる「キャンプビレッジ砂丘」も検討していたんですが、訪問時は工事中で利用できませんでした。
再開後はそちらも候補に入れて、今度はキャンプ泊で訪れてみたいです。

tubuのスターバックススタンプ記録

かつてはスタバ空白地と言われていた鳥取でもスタンプを回収することができました。
BBQの買い出しで立ち寄ったイオンモール鳥取北店です。
イオンの中にあるスタバのため、ご当地感はないですが、鳥取とスタバの歴史を知っていると“鳥取のスタバにいる”ということ自体少し感慨深かったです。
店舗数も他県と比べると少ないので、スタンプ回収したい人はどこに行くか決めておいた方が良いかもしれません。
ちなみに鳥取1号店は シャミネ鳥取店。より一層歴史を感じたい人はこちらの店舗がオススメです。

スターバックス コーヒー イオンモール鳥取北店

今回の旅でいただいた御朱印

今回いただいたのは、白兎神社の御朱印1か所。

混雑もなく、御朱印をいただける場所も分かりやすくて、スムーズにお願いできました。
因幡の白兎とゆかりがある神社なので、御朱印も白うさぎモチーフが入っていてご当地感たっぷり。

まとめ

この旅を一言でいうなら、「4時起きで風紋に会いに行く、初めての車中泊チャレンジ旅」

一番印象に残ったのは、馬の背の海側で誰の足跡もない美しい風紋を見つけた瞬間
寝不足とカメムシの被害を全部相殺するくらいの感動でした。

次に鳥取に行くなら、車中泊装備をアップグレードして睡眠の質を改善するか、再開後のキャンプビレッジ砂丘で徒歩アクセスのキャンプ泊を試したいです。次は、虫の少ない時期を狙ってリベンジしたいですね。
鳥取空港(コナン空港)やミステリーハウスなど、まだ行けていないスポットも気になっています。

前半の島根旅行は、別記事にまとめています。
よかったら合わせてどうぞ。

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