車で四国一周した4泊5日〜愛媛県②〜|宇和島鯛めし&四国カルストでキャンプ 愛媛2日目【姫鶴平キャンプ場】

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47都道府県制覇を目指して、旅をする夫婦tubuとnobuの旅行ブログです。

2023年7月下旬、愛媛2泊3日の2日目。
宇和島の九島で朝の海を眺め、名物の宇和島鯛めしでお腹を満たしてから、標高1,400mの四国カルスト・姫鶴平キャンプ場へ。
海の町から一気に雲の高さまで駆け上がるような一日でした。
一番印象に残ったのは、牧草地に放牧された牛と360度に広がるカルストの絶景。
一方で、カルストへ続く細い道や深夜の土砂降りなど、正直しんどかったところも書いています。

姫鶴平からのパノラマ

こちらは姫鶴平の牧草地で出会った牛たち。
アブを尻尾でパンパンと払いながら草を食べている姿が自然体で可愛らしくて、結局この滞在中に何度も会いに行くことになりまいました。

絶景のロケーションでキャンプがしたい人や、生の鯛めしを一度食べてみたい人におすすめの一日です。

都道府県ごとに訪れた場所や旅の日程、宿泊地を紹介しています。
お互い仕事をしているので、事前にざっくり調べて当日組み合わせる旅行スタイルが多いですが、限られた時間の中でいかに楽しむかを考えた我々の旅の記録です。
是非ご覧ください!

この記事でわかること
  • 九島の海すずめ展望所と、九島大橋の景色
  • かどや弁天町店で食べた宇和島鯛めしの食べ方と専用食器
  • 道の駅きさいや広場のみかんジュースと、冷凍鯛めしの話
  • 道の駅広見森の三角ぼうしの鬼モニュメントとご当地ドリンク
  • 姫鶴平キャンプ場の360度パノラマと放牧牛
  • カルスト珈琲の写真映えスポットと閉店時間の注意
  • 四国カルストへ車で入るときの道の細さと、雨・防寒の備え

前日の愛媛1日目(今治・道後〜宇和島ホテル)はこちら

目次

今回の旅の概要

2023年7月下旬(金〜土)、四国旅行4泊5日のうちの愛媛パート2泊3日の2日目です。
前日は宇和島オリエンタルホテルに泊まっていて、朝から九島と鯛めしを回ってから四国カルストの姫鶴平キャンプ場へ移動するルート。
午前中は海の宇和島グルメ、午後は標高1,400mの絶景キャンプという、一日の中で景色がガラッと変わる行程でした。

今回の旅の概要
旅行先愛媛県(宇和島市・鬼北町・久万高原町/四国カルスト)
旅行時期2023年7月下旬(金〜土)
日数愛媛2泊3日のうち2日目+翌朝撤収(四国旅行4泊5日のうち)
移動手段車(宇和島→国道320号→四国カルスト西入り/翌朝東抜けて高知方面)
主な訪問地九島、道の駅 きさいや広場、かどや 弁天町店、道の駅 広見森の三角ぼうし、姫鶴平キャンプ場、カルスト珈琲
ざっくり費用約1万円弱(2人分・ホテル代は1日目記事側)

姫鶴平キャンプ場が3,500円(当時:サイト2,500円+1人500円×2)、かどやの鯛めしが約3,300円(1人1,630円×2)、キャンプでの飲食が約3,000円。
宿泊費としてはかなり安い一日です。宇和島オリエンタルホテルの宿泊代は1日目の記事側でまとめています。

実際の旅程

2日目

  1. 9:00頃 宇和島オリエンタルホテルを出発(朝食なしプラン)
  2. その後 九島へ。九島大橋駐車場(無料)に停めて、徒歩5〜10分で海すずめ展望所(滞在約30分)
  3. 10:30頃 道の駅 きさいや広場でみかんジュース。夫がかどやの冷凍鯛めしを実家宛に発送
  4. 11:00頃 かどや 弁天町店で宇和島鯛めし(1人1,630円)。二人ともご飯おかわり
  5. その後 フジ宇和島店でキャンプ食材を買い出し(豆腐・カット野菜・冷凍餃子など)
  6. 国道320号を下道で約1時間半。途中、鬼北町の道の駅 広見森の三角ぼうしでご当地ドリンクを購入
  7. 14〜15時頃 姫鶴平キャンプ場に到着・チェックイン。受付で久万高原麦酒を購入し、西側サイトに設営
  8. 乾杯 → 展望台で景色と牛を観察 → カルスト珈琲でカフェオレ(16:30閉店ギリギリ)
  9. 手軽キャンプ飯で夕食。夜間に牛が接近。深夜3時頃に激しい通り雨

翌朝

  1. 6:00 起床。テント内で簡単に朝食。朝は晴れて霧がきれい
  2. 8:00頃 撤収・出発。土日のキャンパーが続々入ってくる時間帯
    隣にいらっしゃった香川のキャンパーさんから、高知・久礼の黒潮本陣を強く推薦される(翌日ルートに反映。詳細は高知記事予定)
  3. カルストを東側に抜け、中土佐・久礼方面へ下りる。愛媛パート終了

旅のハイライトと正直な感想

九島・海すずめ展望所|橋の両サイドに海が広がる短い寄り道

宇和島の観光をあまり深く調べていなかった私達が、地図を見て「近くに島がある」と急遽寄ることにしたのが九島です。
ホテルから車で十数分、九島大橋駐車場は無料ですぐ停められました。

九島大橋から見る両サイドに広がる海

橋までの道も、橋の上も、両サイドに海が広がっている景色が本当に気持ちよかったです。
これがこの寄り道でいちばんの収穫でした。
駐車場から徒歩5〜10分で海すずめ展望所に着きます。
渡ってきた橋を少し高い位置から見下ろせる場所で、しばらく休憩してすぐ戻る、という短い滞在でした。

展望所の名前は、宇和島が舞台の映画『海すずめ』に由来しているそうで、ちょっとした聖地の雰囲気もあります。
トンビが頭上を旋回していたり、足元でトカゲが走っていたり、生き物の気配がちょこちょこ感じられるのもよかったです。
金曜日の朝で、他にはほとんど人がいませんでした。

ただ、朝からすでにかなり暑い。
島自体はけっこう大きくて、調べてみると周回コースや他の展望ポイントもあるようなんですが、鯛めしの時間が控えていたので入口付近だけで引き返してしまいました。
もう少し計画的に時間をとって、島の奥まで歩いてみたかったというのが正直な心残りです。

tubu

朝一なのにもう暑い……けど景色きれいだね。

nobu

トンビもトカゲもいるし、生き物はちゃんといる島だね。

tubu

島の奥まで行きたかったけど、今日はかどやが待ってるから……展望所で満足としよう。

九島・海すずめ展望所

道の駅 きさいや広場|みかんジュースで暑さをしのぐ

九島のあとは、道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場へ。
駐車場は広くてすぐ入れました。
中に入ると海鮮丼や新鮮な魚介が並んでいて、見ているだけでも食欲が刺激されます。
「この後かどやが控えてなかったら絶対ここで食べてた」と思うくらい、美味しそうでした。

きさいや広場のみかんジュース売り場

鯛めしを控えていたので食事はぐっと我慢して、代わりにポンジュース系のみかんジュースを購入。
清見やぽんかんなど種類がいくつかあって選べるのが楽しい。
九島の暑さにやられた体にポンジュースが沁みました。
夫はここで、かどやの冷凍鯛めしを実家宛に発送。これから食べに行く鯛めしを先にお土産として送るという、なかなかの前のめりっぷりです。

道の駅 きさいや広場

かどや 弁天町店|生の鯛にタレをかける、想像と違う鯛めし

この日のメイングルメが、かどや 弁天町店の宇和島鯛めし。
もともとは夫のお父さんから「宇和島に行くならかどやの鯛めしは食べたほうがいい」と聞いていて、この一言がきっかけで宇和島に寄ること自体が決まったくらいの目的地です。

本店は駅前にあるんですが、車だと駐車場が難しそうだったので、駐車場約60台つきの弁天町店を選びました。
二人とも宇和島鯛めしを注文(1人1,630円)。

私達が知っていた「鯛めし」は、鯛をまるごと炊き込むタイプのもの。前日も炊き込むタイプを道後で購入。
でも宇和島のは全然違いました。
生の鯛の刺身が乗っていて、卵を溶いた甘めのタレをぶっかけて食べるスタイル。
卵かけご飯と海鮮丼のいいとこどりみたいな味で、これがとても美味しかったんです。

それと、専用の器がすごく印象的でした。
お椀のような形なのに横に注ぎ口がついていて、急須みたいにそこから鯛ごとご飯にタレを注ぐ仕組み。
かどやさん特有の食器なのか宇和島の文化なのかはわかりませんが、「これ、鯛めし以外に何に使うんだろう」と思いながら使っていました。

ご飯はおかわり無料。
鯛の刺身が十分にあったので、余った刺身だけ食べて終わるよりちゃんと鯛めしとして最後まで食べ切りたくて、夫はもちろん、私もおかわりしました。
デザートも気になったんですが、おかわり後の満腹でとても入りそうになく断念。

tubu

このお椀、注ぎ口がついてる……これ何の器?

nobu

急須みたいに横に穴が開いてるね。スガキヤのフォークみたいな、ここでしか見ない特有食器だわ。

tubu

鯛がいっぱいあるから、おかわりして鯛めしとして食べ切りたいんだけど。

nobu

当然おかわりするでしょ。

ひとつ、予想外の後日談があります。
夫がさっき道の駅で買った冷凍鯛めしを「実家に送ったよ」と連絡したんですが、間違った相手に送ってしまっていたことが後から発覚。
結局、かどやのオンラインショップから追加で冷凍鯛めしを取り寄せて埋め合わせたそうです。
1食1,000円の急な出費でしたが、届いた相手には喜んでもらえたとのこと。
オンラインでも買えるのは覚えておくと便利です。

かどや 弁天町店

フジ宇和島店|洗い物が出ない手軽キャンプ食材

宇和島を出る前に、フジ宇和島店でキャンプの夕飯を買い込みました。
移動旅の途中でキャンプするときは、早く作れて洗い物が出ないメニューが鉄則。
豆腐、カット野菜のサラダ、焼くだけの冷凍餃子、マルちゃんの麺類と、見事に「着いたらすぐ食べられる」ラインナップになりました。

フジ宇和島店

道の駅 広見森の三角ぼうし|巨大な鬼に引き寄せられる立ち寄り

国道320号でカルスト方面へ向かう途中、鬼北町の道の駅 広見森の三角ぼうしに立ち寄りました。
目的はキャンプで飲むご当地ドリンクの調達。
日向夏やまどんな系のサワーなどを見つけて購入しています。

広見森の三角ぼうしの鬼王丸モニュメント

ドリンク以上にインパクトがあったのは、入口に立っている巨大な鬼のモニュメント(鬼王丸)。
鬼北町の「鬼」にちなんだものなんですが、とにかくデカくて存在感がすごい。
ちなみに、あとから私が写真を見返していて「鬼の肩にキジが乗ってるんだけど」と夫に指摘したら、現地ではまったく気づいていなかったようです。
鬼のインパクトが強すぎて他が見えなくなるタイプのモニュメントでした。

tubu

鬼にキジ乗ってるんだけど。桃太郎コンセプトなのかな……?

nobu

……今気づいた。え、乗ってたんだ。

tubu

鬼のインパクトが強すぎて見えなかったやつだね(笑)

道の駅 広見森の三角ぼうし

姫鶴平キャンプ場|雲と同じ高さで、牛と過ごす絶景キャンプ

この日の宿泊地、四国カルストの姫鶴平(めづるだいら)キャンプ場。
四国に行くと決まってから色々調べていたら写真で一目惚れして、「ここでキャンプがしたい」と決めた場所でした。

姫鶴平からの360度パノラマ

到着は14〜15時頃。
受付で久万高原ヴァイツェンを見つけてすかさず購入し、車でそのままサイトに乗り入れます。
好きな場所に張れるフリーサイトで、私達は西側の夕日が見える側を選びました。
金曜の午後着だったので、狙った場所をしっかり確保できたのがありがたかった。

テントを立てて顔を上げた瞬間、もう言葉が出ないくらいの景色でした。
どこを向いても360度パノラマ。
標高が高いから目の前に雲があって、同じ高さに自分が立っているような不思議な感覚です。
7月なのに昼から涼しくて、宇和島の暑さが嘘みたいでした。

キャンプサイトのすぐ隣は牧草地で、柵を挟んで牛が放牧されています。
展望台に登って景色を見たり、牛を眺めたり。
設営後すぐに久万高原ヴァイツェンで乾杯して、かなりゆったりした午後を過ごせました。

一方で設備面はかなりシンプルです。
地面はタイヤの跡などでボコボコしている場所や、水はけの悪い場所・水たまりが残っている場所もあるので、サイト選びは慎重にしたほうがいいと思います。
トイレと水場はサイト近くにはなく、受付方面まで徒歩5分程度。
シャワーはキャンプ利用者向けのものはなくて、姫鶴荘(コテージ)の宿泊者だけが使えるようでした。
売店も最低限で、ビール等は買えますが食材は事前の買い出しが必須です。

西側サイトからは夕焼けが見事で、立体的にもくもくと動く雲がダイナミック。
ただ、東側のほうがカルスト特有のゴツゴツした岩肌が楽しめるらしく、どちらを取るかはトレードオフだと思います。

夕食は手間のかからないメニューを、三角ぼうしで買ったご当地チューハイと一緒に楽しみました。
現地で買い足そうにも、あの細い道を往復するのはかなりしんどいので、事前に多めに買い出ししておいて本当に正解だったと思います。

暗くなってから、テントサイトの近くでブルブルという不思議な音が聞こえて。
ヘッドライトで照らしたら、柵の向こうで目がキラッと光っている……牛でした。
夜の放牧地に来ると距離感がバグって、「え、こんな近くにいたの?」とびっくりします。

そして深夜3時頃、激しい通り雨。
テントを叩く雨音がすさまじくて目が覚めて、「このまま流されるんじゃないか」と一瞬本気で思うくらいの音でした。
2〜3滴の雨漏り(私の顔の上に直撃)もあり、なかなかスリリングな夜。
それでも朝には晴れてくれて、周囲に霧がかかった幻想的な景色が広がっていました。

tubu

ねえ、この音なに……?雨?

nobu

土砂降りだ。このテントで耐えられるかな。

tubu

まだ3時だし……祈りながら寝よう。

nobu

雨漏りで顔に水滴きた。祈り届いてないんだけど。

翌朝は6時起床。火を使わずカロリーメイトとソイジョイで済ませる簡単な朝食です。
8時頃に撤収を始めると、土日のキャンパーが続々と入ってきていて、「金曜着にしてよかった」としみじみ。
大雨のあとだったのでテントを乾かしたい気持ちもありましたが、時間の制約もあり、大きなビニール袋に濡れたまま突っ込んで出発しました。
カルストは天気の急変があるので、雨撤収を想定した準備をしておくと安心です。

これから泊まる人へのちょい足しメモ

  • トイレ・水場は受付方面まで歩く前提。サイト近くにはない
  • シャワーなし(キャンプ利用者向け)。コテージ宿泊者利用可能。
  • 売店は最低限。食材・飲み物は多めに買っておく(細い道の往復はしんどい)
  • 夜は寒い。上着必須
  • 雨天撤収用に、テントを突っ込める大きなビニール袋があると安心
  • 西向きは夕日、東向きはカルストの岩肌が見やすい
姫鶴平キャンプ場

カルスト珈琲|空中に浮いているようなキッチンカーカフェ

設営と乾杯を済ませて、まだ日が高かったので受付方面へ歩いてカルスト珈琲へ向かいました。
姫鶴荘の前の草原に出ているキッチンカーのカフェです。

カルスト珈琲のキッチンカーと空

このカフェ、ロケーションがすごいんです。
背景がほとんど空しかないので、キッチンカーが「空中に浮いている」ように見える写真が撮れます。
牛の置物やブランコ、積み上げた薪なんかも配置されていて、空間演出が凝っていました。
キャンプ客だけじゃなく、カフェ目的で来ている人もちらほら。

二人ともカフェオレを注文しました。
すぐ近くで牛が草を食べているのが見えるので、なんとなく牛乳欲が駆り立てられたのかもしれません。

ただ、閉店は16:30前後と早め。
私達が行った時はまさにギリギリの時間だったんですが、快く作ってくれて、座ってゆっくり飲む時間もいただけました。
テント設営に時間をかけていたら間に合わなかったと思うので、チェックイン後、設営の前にまず寄るくらいのつもりでいたほうが安心です。
雨天休業や季節営業(おおむね4〜11月)もあるようなので、行く前にInstagramで確認しておくのがおすすめ。

tubu

背景ほぼ空だよ。すごいところにカフェ出してるね。

nobu

みんなキッチンカーと空をセットで撮ってる。空間づくりがうまいなぁ。

tubu

閉店時間ちゃんと調べてから来ればよかった……店員さん、ギリギリなのにありがとう。

カルスト珈琲

名古屋発・車旅としてのリアル

今回は四国旅行の途中なので、名古屋から直接宇和島に向かったわけではありません。
この日の運転で体力を使ったのは、主に宇和島から姫鶴平までの道のりと、翌朝のカルスト東抜けの区間でした。

宇和島から国道320号を下道で約1時間半。
途中の広見森の三角ぼうしが、休憩とご当地ドリンクの買い出しにちょうどいい中間地点でした。
問題はカルストに入ってからです。
西側からの道が本当に細い。
「すれ違えないな、これ」と思う幅の区間がけっこう続きました。
運よく対向車はほとんど来なかったんですが、助手席から見ていても運転は大変そうで、気軽に「もう一回行こう」とは言いにくい道です。
不思議だったのは、道中あれだけ車が少なかったのに、着いてみると姫鶴平にはまあまあキャンパーがいたこと。すれ違わなかったのが逆に奇跡だったのかもしれません。

駐車場で困ることは特にありませんでした。

  • 九島大橋駐車場:無料・空いていた
  • きさいや広場:無料・すぐに入れた
  • かどや弁天町店:駐車場あり(本店より車利用者向き)
  • 姫鶴平キャンプ場:サイト乗り入れ可

翌朝はカルストを東側に抜けて高知方面へ。
こちら側のほうがカルストらしい景色――ゴツゴツした石灰岩、風車、そして牛が点々といる牧草地――が目の前に広がっていて、下りの車窓が本当にきれいでした。
帰りも狭い区間はありますが、行きほどの圧迫感はなかった印象です。

カルストは車かバイクでないと実質アクセスが難しい場所だと思います。
シャトルバスの情報もあるようですが、あの絶景は時間を気にせずゆっくり楽しんでこそ。
レンタカーでもいいから自分で走って行く価値はある、というのが二人の結論です。

夫婦旅として感じたこと

愛媛2日目は、海の町で鯛めしを食べて、そのまま雲の高さのキャンプ場まで駆け上がるという、景色も食も詰まった一日でした。
四国旅行を通して、「丸一日自然の中にいた」感覚がいちばん強かったのがこの日です。

二人でいちばん楽しかったのは、やっぱり牛を見る時間。
牛のほうから柵際まで来てくれたのが2回、自分達から見に行ったのが2回、結局この日だけで4回は会いに行っています。
牧場のふれあい体験とは違って、放牧だからこそ「さっきいなかったのにまたいる」「あの子さっきもここにいた」みたいな偶然の出会いが面白かったです。

かどやでは二人ともおかわりして鯛めしを食べ尽くしたし、カルスト珈琲では夕暮れ前の空を見上げながら並んでカフェオレを飲めた。
一日の中で海から高原まで景色がガラッと変わるので、「さっきまで暑い暑い言ってたのに今もう涼しいね」みたいな会話が何度もありました。

旅の内容自体は気軽旅向きだと思います。
ただ、カルストまでの細い山道と、標高の高いキャンプ場での天候の急変は、ハードに感じる人もいるはず。
運転担当への配慮と、夜の防寒・急な雨への備えはセットで考えておいたほうがいいです。

これから行く人へのアドバイス

こんな人に向いている旅先
  • 絶景キャンプをしたい人
  • 宇和島鯛めしを食べてみたい人
  • 牛など動物を近くで見るのが好きな人
  • 車またはバイクで動ける人

午前中に海の美食、午後に高原の絶景と、一日の中でまったく違う体験ができるので、限られた日程でも自然を満喫したい人にもおすすめです。

おすすめの日数・時期

愛媛2泊3日のうち1日を「宇和島グルメ+カルストキャンプ」に充てる回り方は、満足度が高かったです。
私達はこの行程をまたやりたいと思えるくらい気に入りました。
夏でもカルストは昼から涼しいのが嬉しいところ。
ただし宇和島側は平地なので朝から暑さが容赦ないですし、山の天気は変わりやすいので、晴天狙いならライブカメラを事前にチェックしておくのがおすすめです。

回り方のポイント

九島(短時間)→きさいや広場→かどや→広見→姫鶴平という流れは、無理なく無駄なく回れたと思います。
改善するとしたら、九島をもう少し計画的に時間をとって回ることと、カルスト珈琲は設営前に寄ること。
平日〜金曜の午後着だとサイトが取りやすく、土日の朝は続々と入営してくるので、場所にこだわりがある人は早めの到着が安心です。

予約と事前準備

姫鶴平はフリーサイトですが、混雑時は受付打ち切りになる可能性もあるそうです(現在はなっぷで予約可)。
かどやは駐車場付きの弁天町店を選べば、車旅でもスムーズに入れます。

カルストへの道は本当に細いです。対向車とのすれ違いが難しい区間があるので、現地に着いてから買い足しに戻るのは気が重い。食材・飲み物は事前に多めに買い出ししておくのが安心です。

持ち物

キャンプ用品+上着と、雨天撤収用の大きなビニール袋は必須級です。
7月でもカルストの夜は冷えますし、山の天気は急変します。
私達は深夜の土砂降りでテントが乾かせないまま撤収する羽目になったので、大きなビニール袋にそのまま突っ込んで出発しました。
あの袋がなかったら車内が大変なことになっていたと思います。

場数を踏んで完成した私の旅行時の持ち物は「旅行に何を持っていく?|真夏・真冬の対策も。場数を踏んで完成した持ち物リスト」にまとめています。
旅行に行く前の忘れ物チェックを兼ねてぜひ合わせてみてみてください。

今回立ち寄った動物ふれあいスポット

今回は動物施設に立ち寄ったわけではありませんが、姫鶴平では放牧の牛と思いがけない距離で過ごす体験ができました。
柵はありますが、牛のほうからこちらに寄ってくることもあって、ふれあい牧場とはまた違う自然体の距離感です。

動物好き目線でいうと、決まった時間に動物が出てくるタイプの施設ではないからこそ、「あ、またいた」「夜も近くにいる」という偶然の出会いが楽しいスポットでした。
九島ではトンビやトカゲなど野生の生き物の気配も感じられましたし、宇和島オリエンタルホテルの裏手では人慣れしていそうな猫にも遭遇しています(こちらを全く見てくれませんでしたが…)。

姫鶴平の放牧牛の群れ

キャンプ・アウトドア好き目線で感じたこと

姫鶴平は、設備の充実度で選ぶキャンプ場ではなく、「この景色の中で一晩過ごす」ことに価値があるキャンプ場です。
360度のパノラマ、目の前に広がる牧草地と放牧の牛、雲と同じ高さにいる感覚。
これを味わえるのは、ここでテントを張った人だけの特権だと思います。

一方で、トイレ・水場が遠い、シャワーなし、売店は最低限と、設備面はかなり割り切った作りです。
車でサイトに乗り入れられるので移動旅キャンプとの相性は良いですし、私達のように豆腐・サラダ・冷凍餃子の手軽メニューでも十分楽しめます。
ただし、雨と寒さ、そしてあの細い山道への備えは必須。
アウトドア好きなら間違いなくおすすめですが、「快適設備でゆったりキャンプしたい」人が来ると肩透かしをくらうかもしれない、というのが正直なところです。

まとめ

この愛媛2日目を一言でいうと、「海の鯛めしから、雲の高さの絶景キャンプへ」。

一番印象に残っているのは、四国カルスト・姫鶴平の景色と牛です。
あの360度のパノラマの中でビールを開けた瞬間と、夜中に柵の向こうで目が光っていた牛の気配は、なかなか忘れられません。
かどやの鯛めしもまた食べたい味で、夫はオンラインショップで冷凍を追加注文するかどうかまだ迷っているようです。

九島はもう少し時間をとって奥まで歩いてみたかったという心残りはありますが、一日の行程として「またこの同じルートを走りたい」と思える満足度でした。

翌朝は東側にカルストを抜けて高知方面へ。
撤収中に隣のサイトの香川のキャンパーさんに教えてもらった黒潮本陣の話は、高知の記事でまとめる予定です。

生の鯛めしでお腹を満たして、雲の高さで牛と夜を過ごす。
愛媛の海と高原を、車で一日につないだ旅でした。

翌日以降の高知旅行はこちら

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